人間はミスをするもの
はっきり言って、私は洞察力に優れている人間だと思っていました。
そして、ミスは少ないと思っていたのです。
ところが、ところが、とんでもありません。
自分では気づいていないだけだったのです。競馬予想をブログでやってみて、あまりの記載ミスに、本当に情けなくなりました。
もう、ミスだらけ。むしろ、誤記載がない方が珍しいと思える程です。
自分は、ミスをする人間。いや、人間であれば誰でもミスはするもの。
あらためて、自分が間違いだらけという事を認識する事ができました。
小さなミスが大惨事を招くかも知れない
競馬で、そしてギャンブルにおいてミスによる敗北はメンタルに大きく左右します。もしミスによって、的中していたものが不的中になった時の後悔といったらハンパないでしょう。
日常生活の、ちょっとしたミスならば笑って済ませるとしても、大事なお金が賭かった場面では、そのミスを引きずってしまうことでしょう。
ミスは、しょうがない、つきものだと安易に捉えるか、大惨事を招くかも知れないと、問題視するかによって、ミスを減らす手段、改善に差はつきます。
ミスは人間である以上ゼロにはできない。だけど、ミスを防ぐための改善はできるはずです。
人間の集中力は長くは続かない
ミスを犯す原因として、集中力、注意力の欠陥があげられます。一般に、人間の集中力の限界は90分程度だそうです。
私なんかは、20分位じゃないかって位、判断力が欠如するんですが(笑)
仕事においては、初めと終わりに能率があがる心理傾向があるとされています。
これは、なんとなく分かります。特に、ゴールが見えた時なんて、力が湧いてきますもの。これは、プレゼン等で、大事な事は、最初と最後に言ったほうがいいというのにも繋がります。
議論の中盤では聞き手の集中力は、だれてくるので、最初にと最後にを、強調すれば効率がいいのですね。
集中力の覚醒状態
集中力が最大限になるゾーンがあるといいます。
リラックスしているのに、集中している。時間が止まったかのように感じる。
これは、芸術家やプロのスポーツ選手や、棋士、さらには外科医などに多く見られる現象だそうです。
さて、私が仕事においてこの境地になるなんてありえないと思いますが、この状態は実は、たびたび私のような凡人にも、訪れているのです。
たとえば、ゲームに熱中していたら、あっという間に一日が終わっていた。漫画にはまって一気に読破してしまった。
そんな、楽しくて時間を忘れてしまうような感覚です。
なかなか集中しようと思って、こんな状態にはなれるもんではありませんが、意識する事で、深い集中を得られる方法があるのです。
それは、【呼吸をゆっくりとする。】事です。
適度な緊張とリラックス、それを共存している時、呼吸は深くゆったりとしているのです。集中したい時、呼吸に意識を傾けるのは有効なのです。
他者に確認してもらう
往々にして、自分ではミスに気付いていないものです。思い込んでしまったら、人間はちょっとやそっとじゃ、間違いに気づかないもの。
そんな時に、重要なのが、客観的な他者の視点なのです。
もし、身近にそんな存在がいるのならば、ありがたくダブルチェックをお願いしてみましょう。
間違っているものとして再確認する
人間はミスをするもの、そして自分も同じだと認識しましょう。
完璧な人間なんていないのです。
だからこそ、再確認は大事。自分が完璧だと思っている人ほど、取り返しのつかないミスをしてしまうものなんです。
人間だから、ミスをするのは仕方がありません。自分はミスをするものという視点は大切です。謙虚に、ミスを減らす努力をしましょう。